中小企業庁の発表によると、日本にはおよそ400万社の法人企業があると言われています。そのうち、創業50年を超える企業はおよそ1万8,000社。実に全体の4.5%です。
こうしてみると、創業して半世紀経つ企業って凄いですよね。
そんな歴史ある食を是非味わいたい!
そう思って、今回は長野県中野市にある、創業してもうすぐ半世紀の老舗定食屋「御食事処 山どり」に行ってきました。
長野県で老舗の人気店を探しているという方、レトロな雰囲気でゆっくり食事を楽しみたいと考えている方は、今回の記事を是非最後までご覧ください。
中野市にある老舗定食屋「御食事処 山どり」とは
「御食事処 山どり」は、長野県中野市にある老舗定食屋さんです。創業してもうすぐ50年!半世紀の間、中野市民に愛されてきた定食屋さんなんですね。
実はこちらの店舗は節系ラーメンの店「ゆいが総本店」をはじめとする人気ラーメン店を多数経営する「ゆいがグループ」の会長さんのご実家。2023年に「ゆいがグループ」が経営を引き継ぎ、リニューアルオープンしました。
早速「御食事処 山どり」へ向かう
「御食事処 山どり」は中野市の食の交差点「江部(えべ)」にあります。周辺には飲食店が沢山あり、まさに激戦地。こんな場所で半世紀も店を構えることが出来るなんて、店にも味にも期待感が高まりますね。
開店と同時に席が埋まる人気店
今回訪れた時間はランチ時。開店と同時に店に入ると、3名の女性スタッフと1名の男性スタッフの元気な掛け声がお出迎えしてくれました。元気の良さと明るさに接客意識の高さを感じます。驚いたのは席が埋まるスピード。開店して間もなく、およそ40席ほどあった席が全て埋まってしまいました。聞きしに勝る人気店ぶりです。
店舗はレトロな雰囲気が漂う
店舗は創業半世紀というだけあって、昔ながらの外観と内装ですが、手入れが行き届いていて小奇麗。内装やテーブル、椅子などはレトロな雰囲気がありつつ、清潔感が漂います。昨年リニューアルしたばかりということもあって、新要素と昔ながらの雰囲気が共存している、そんな空間でした。
客層は男性7割、女性3割くらいで、昼時だからなのか、仕事の休憩で来ていると見られる男性客の姿が目立ちました。常連と思われる年配のご夫婦も何組かいらっしゃっていて、昔から中野市民に愛されているお店であることが伺えましたね。
人気メニュー「支那そば 塩」を食す
実は「御食事処 山どり」では昔から定食が人気。そちらも捨てがたいのですが、今回は美食長野のメインテーマの1つであるラーメンを味わうべく、コスパ最強と名高い「支那そば」を注文することにしました。
喜多方系の「支那そば 塩」は美味しくてコスパ最強
注文はテーブルにあるタブレットを使用して行ないます。
注文してしばらくすると、注文した「支那そば 塩」がやってきました。
運ばれてきて最初の印象は「チャーシュー多っ!」。
税込価格858円という価格なのに、5枚ものっています。その枚数の多さで麺が隠れるほど。まさにコスパ最強のラーメンです。
早速スープをいただきます。
美味い。
喜多方系であっさりめの中華系スープが胃に染みわたります。
次に麺をすすると、モチモチ感が強めの平打ち麵が喉の奥に吸い込まれていきます。
スープとの相性がたまらなく良いんですよね。
チャーシューは脂っぽくなくあっさりしていて、厚さも丁度良く、5枚という枚数を忘れるほどあっという間に食べてしまいました。
全体的にスッと身体に入っていくラーメンで、「優しい癒し系ラーメン」とでもいうべき一品でした。
昔からの人気メニューは「とりから定食」
今回はコスパ最強の「支那そば 塩」をいただきましたが、「御食事処 山どり」では、定食も人気です。元々人気のとりから定食、もつ煮、とんかつなどを残しつつ、喜多方系ラーメンを導入したというのが今回のリニューアルの流れ。ですので、昔からのファンの方は定食目当てで来店される方も多く、SNSでは定食の投稿が目立っている印象です。ご来店の際には、是非定食も食べてみてくださいね。
今回は中野市にある老舗定食屋「御食事処 山どり」で「支那そば 塩」をいただいてきました。店から出ると、すでに数組のお客様が待っている状態。開店と同時に席が埋まる人気店。並んででも行ってみる価値アリです。
● 御食事処 山どり | |
住所 | 長野県中野市江部1367-1 |
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営業時間 | 11:30~15:00(14:30 LO) 17:30~21:00(20:30 LO) |
定休日 | 火曜日 |
電話番号 | 0269-23-0888 |
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