長野県には美味しいパン屋さんがたくさんあることをご存じですか?
「美食長野」ではいくつかパン屋さんを紹介してきましたが、美味しいパン屋さんはいつもお客さんでいっぱいです。
店内が焼きたてのパンの香りで満ちていて、店に入ると同時に幸せな気分になれるあの感覚は、パン屋さんでしか味わえないものなのかもしれません。
そんな幸せな気分を味わうべく、今回は長野市にあるパン屋さんに行ってきました。
長野市にあるパン屋「ベーカリーホッペパン」に行く
今回向かったのは長野市にあるパン屋さん「ベーカリーホッペパン」。赤沼公園の近くにあるパン屋さんです。住宅街や果樹園、畑の中の道を進んでいくと、可愛らしい看板が現れました。
台風で一度失ったパン屋を自宅で復活
実は今回伺った「ベーカリーホッペパン」、以前はスーパーの中のテナントでパンを販売していたのですが、2019年の台風19号の襲来によって店が浸水して、一時経営できなくなってしまったらしいです。現在は自宅を改装して経営しているとのことなんですね。
1年7か月もブランクがあったにもかかわらず、常連客の皆さんの足が途絶えることは無かったそうで、すぐに人気店へと復活を遂げたそうです。
一目見て温かみを感じる店舗
自宅を改装したパン屋さんだけあって、一目見て普通の店舗には無い温かみを感じるのが特徴。隠れ家的な雰囲気が漂います。「地元に愛されてるパン屋さん」という感じがビンビン伝わってきますね。
売り場のすぐ奥には厨房があり、男性1名、女性2名の方がパンを作っていらっしゃるのが見えました。
売り切れ続出の超人気店
店の中に入ると、広さは5坪ほど。
コンパクトな店舗ですが、中にはショーケースもあって、所狭しとパンが並べられていた形跡が伺えます。
「形跡」と言ったのは、店舗を訪れた時にはほとんどのパンが売り切れだったから。
店舗を訪れたのが13:00頃だったのですが、既にほとんどのパンが売り切れ続出状態でした。
印象的だったのは、売り切れ続出の状態にも関わらず、お客さんの出入りが激しいということ。超人気店だからこそ見ることができる光景です。
3種類のパンを購入
残念ながら幾つかのパンは売り切れていましたが、折角なので超人気店のパンを味わいたい。迷わず、店頭に並んでいたパンを幾つか購入することにしました。
今回購入したパンは「ほっぺの塩バターあんぱん」「パンオショコラ」「焼りんごとさつまいもフランス」の3つです。
早速持ち帰り、パンを頂くことにしました。
ほっぺの塩バターあんぱん
名前の通り、ほっぺが落ちそうなあんぱんでした。生地と一緒に焼かれたバターの味と香りが濃厚で、その中にさり気なく塩パンの風味が溶け込んでいます。あんは粒あんで、塩とバターとあんの甘味がブレンドして、味わい深いあんぱんに仕上がっています。もう一つ食べたくなってしまう一品でしたね。
パンオショコラ
続いていただいたのは「パンオショコラ」。外側はクロワッサン生地ですが、クロワッサン生地特有のパサつきが少なく、モチモチした食感が印象的です。中のチョコが絶品で、モチっとした生地とよく合っていました。
焼りんごとさつまいもフランス
今回購入した中で一番ボリュームがあったのが、こちらの「焼りんごとさつまいもフランス」。自家農園のリンゴを使用していて、角切りされたリンゴとさつまいもが生地に織り込まれて焼かれています。モチモチフワフワの生地の中にリンゴとさつまいもを感じることができる一品で、口に頬張ると、まずは強いリンゴの風味がガツンと来て、そのあとで、さつまいもの風味が優しくやってきます。
今回「ベーカリーホッペパン」を訪れて印象的だったのは、そのリーズナブルな価格。100円台で買えるパンもたくさんありました。10時に開店すると同時にパンが売り切れていく超人気店ですが、お手頃な価格帯も人気の理由なのかもしれないですね。
店舗では最大40種類ほどのパンが用意されているとのこと。
水・土・日に営業しているので、充実した品揃えを期待したい人は、是非開店前に並びましょう。
お近くにお寄りの際は、是非ご来店ください。
● ベーカリーホッペパン | |
住所 | 長野県長野市赤沼86-1 |
---|---|
営業時間 | 水 10:00 ~ 16:00 土 10:00 ~ 16:00 日 10:00 ~ 16:00 ※売り切れ次第終了 |
定休日 | 月・火・木・金 |
電話番号 | 026-296-5431 |
コメント