大衆向けの食事の代表格とされるラーメン。
そのお手頃な値段から多くの人に愛されていますが、一方で少し割高な価格ながら至高の味でお客様を満足させている店舗も存在します。
今回は、そんなちょっと豪華な中華そばを食べに上田市に向かいました。
豪華な中華そばが食べられる「麺道 千鶏」に向かう
国道65号線の「塩田入口」を入ったところに「麺道 千鶏(ちどり)」はあります。
上田市はラーメン激戦区。周辺には有名ラーメン店が点在しています。
「麺道 千鶏」は、店舗の入口に店名を大きくあしらった布看板が置かれていました。
建物は和風を全面に押し出した中に洋風テイストをあしらってあり、入りやすさを演出しています。


今回は夕方開店の18:00に合わせて入店。
客層は男女問わず20〜50代前半の方が多く感じられました。
店内は10坪程度のコンパクトさで、座席数は9席。全てカウンター席です。
内装ではポップな絵画が飾られたり、券売機のPOPは女性らしさが感じられました。


券売機では、女性店員の方から丁寧にメニューの説明を受けてから席に案内されます。
カウンターの向こうではEXILE系の髪型をしたイケメン店主さんが、お客様に声をかけながら調理を開始していました。
お客様との会話で、常連客が多いことが感じられましたね。
カウンター席だけながら、十分に解放感があり、「ずっといたい」と思える、凄く居心地の良い店舗です。
「麺道 千鶏」を満喫する特製中華そばを注文
今回注文したのは一番お値段が高い特製中華そば。1,650円(税込)。
少し奮発しました。
この居心地の良い店舗で、最高のラーメンを味わいたいと思ったのです。
イケメン店主との軽快なやりとりから10分後、特製中華そばが運ばれてきました。

運ばれてくると、まずはその見た目の豪華さに圧倒されます。
透き通るスープの上に、ワンタン、鶏肉などを使った3種類のチャーシュー、味玉、そして麺が美しく並べられています。
早速スープをいただくと、鶏ガラと醤油ベースの風味が口の中に飛び込んできます。スープには3種類の醤油と、上田の高級地鶏「真田丸」のダシを使っているとのこと。いわゆる麒麟児系の透き通った淡麗系スープで、味に深みがあり、見た目以上に風味がしっかりしていてコクがあります。
麺は信州酒井製麺を使っていて、中細の麺を啜ると、スープとの絡みと相性が最高でした。
歯ごたえのある麺が、スープの風味を掻き立ててくれます。
3種類のチャーシューは中央に君臨する鶏ももロールが特に美味しい。真田丸のささみを使っているのも嬉しいですよね。
ラーメン一杯の中にコース料理があるのかと思わせるほど、一つ一つのクオリティが高いです。
正直「ラーメンもここまで来たか」と唸る一杯でした。
完全に次世代ラーメンの代表なんじゃないかと思える味でしたね。
今回は「麺道 千鶏」で特製中華そばをいただきました。
まるで料亭で味わうかのような一杯。
「今日は自分へのご褒美にちょっと豪勢なラーメンを」という方は、是非お越しくださいね。
● 麺道 千鶏 | |
住所 | 長野県上田市神畑254-1 |
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営業時間 | 火・水・木・金・土・日 11:00~14:00、18:00~20:00 |
定休日 | 月曜日、第2第4火曜日 |
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