鶏白湯ラーメンの名店を求めて
鶏白湯ラーメン(とりぱいたんラーメン)は鶏ガラなどを白濁するまで煮込んだスープをベースとするラーメンのこと。(参考:Wikipedia)
鶏白湯ラーメン、美味しいですよね。
包み込んでくれるような風味と温かさが、これからの季節にピッタリです。
今回、新しい鶏白湯ラーメンの名店を開拓すべく、中野市に向かいました。
和の雰囲気と優しさに溢れた「そうげんラーメン」
今回訪問した鶏白湯ラーメンの名店「そうげんラーメン」は、中野市の信州中野IC近くにあります。
民宿のような落ち着いた佇まいの店舗と看板が出迎えてくれました。
店内に入ると広さは20坪ほど。障子や木、畳などで拵えた店内は明るく清潔感に満ちていて、入った人をホッとさせてくれます。
座敷、テーブル、カウンターから成る全36席は、12時頃に行くとほぼ満席。今回伺った時は、ご夫婦でいらっしゃっている方や、お仕事のお昼休憩で利用されている方が多く感じました。工業団地が近いことが客層に影響してるのかもしれませんね。
こちらの店舗での一番人気は鶏白湯ラーメンですが、同じく人気の商品に「あごそば」があります。「あごそば」の「あご」とはトビウオのこと。つまり、トビウオをダシに使った魚介スープのラーメンです。
面白いのは別売で「変わり玉」というものがあるということ。これはいわゆる替え玉なのですが、「変わり玉」を少なくなった鶏白湯スープに入れると、魚介スープに味が変化します。麺のお代わりだけでなく、スープも変えられるなんて斬新ですね。両方味わいたいという欲張りな人は、是非お試しください。
席に着くと、一瞬「あごそば」を頼もうかと悩みましたが、やはり今回は、一番人気の鶏白湯ラーメンをお願いすることにしました。ボリュームが欲しかったので、卵が入った「味玉地鶏白湯ラーメン」をお願いします。
麺は中太つるつるストレート麺である「白龍ストレート」と、細麺で小麦の香りが強めの「黒龍ストレート」から選べますが、今回はオーソドックスな「白龍ストレート」でお願いしました。
優しさに満ちた「味玉地鶏白湯ラーメン」
しばらく待つと、「味玉地鶏白湯ラーメン」が運ばれてきました。
インパクトがあるのはスープの白さ。
真っ白なスープで満たされた器に、美しく具材が並べられています。
見た目からかなりのこってり感を予想してスープを口に運びましたが、その予想は良い意味で裏切られました。見た目と違い、スープはあっさりしていて、鶏の風味が口の中に広がります。スープの白さが鶏ガラを煮込んだ時間を物語っているんですね。
「白龍ストレート」でお願いした麺は多加水(たかすい)麺。多加水麺は一般的に麺の水分量が多く、スープを吸収せず絡みにくいのが特徴と言われていますが、こちらの麺はそういったことは無く、スープにもよく絡んで旨味を口の中に運んでくれます。
限定で提供されている鶏チャーシューは、皮の部分がこんがり焼かれた、肉厚のジューシーな鶏肉。食べ応えも抜群で、満足感を増加させてくれます。更に追加で頼んだ味玉の黄身は半熟でトロトロ。大満足のトッピングでした。
全体的に優しさで満たされた一杯をいただき、満足して店をあとにしました。
今回は中野市にある「そうげんラーメン」で「味玉地鶏白湯ラーメン」をいただきました。
これからの季節、ますますラーメンが美味しくなりますね。
スタッフの皆さんの明るい掛け声も印象的なお店です。
お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。
● そうげんラーメン | |
住所 | 長野県中野市草間1554-1 |
---|---|
営業時間 | 月・火・木・金 11:00 – 14:00、17:30 – 21:00 土・日・祝日 11:00 – 15:00、17:30 – 21:00 |
定休日 | 水曜日(昼のみ中野やきそば専門で営業) |
電話番号 | 0269-23-3867 |
コメント